NHK「やまと尼寺精進日記」が終了して2年。
ご住職は今どうしてるの?という声が多かったのでしょう、NHKスペシャルで「やまと尼寺精進日記 ひとり生きる豊穣(ほうじょう)」が放送されました。
#NHKスペシャル#やまと尼寺精進日記 ひとり生きる豊穣(ほうじょう)
— NHKスペシャル公式 (@nhk_n_sp) April 8, 2022
9(土)今夜10時〜[総合]
声 #柄本佑
険しい山道を40分。山深き奈良の尼寺で暮らすご住職。
コロナ禍でも知恵と工夫で、里の人たちと季節の喜びを堪能する、慎ましくも豊かな日常に寄り添います。https://t.co/WTfLJEDsQi pic.twitter.com/tFw51frnTO
番組を見ると、副住職の慈瞳さんと、お手伝いのまっちゃんは山を下り、今はご住職が一人でお寺を守っているようです。
番組を見た感想や、ネットで調べて分かったご住職の現在を書いていきたいと思います。
慈瞳さんとまっちゃんは山を下りていた
番組のなかでは、
「世界中に広がった新型コロナウイルスの感染。年中行事も中止、遠方からのお参りも減った。慈瞳さんとまっちゃんは山を下りた。慈瞳さんは病院や学校のカウンセラー、まっちゃんはイラストの仕事を始めた。」
やまと尼寺精進日記/NHK
とさらっと冒頭に説明があったのみで、具体的な時期や理由の説明はありませんでした。
慈瞳さんとまっちゃんが山を下りた時期と理由は?
桜井市観光協会の音羽山観音寺ライブ配信で、ご住職が2人のことについて話しています。
こちらの動画でのご住職のお話によると、
「(番組の)撮影が去年(2020年)の3月に終了したので、その時に(2人は)山を下りて」
「まっちゃんもその前から「早く家に帰りたい、家に帰りたい」と言っていたので。家に帰って自分の好きなことをやりたいと。」
「慈瞳もカウンセラーとして病院や学校に勤めてたので。自分の好きな道を進みたいということで。お寺の修行よりもそちらをやりたいということで。観音様が「自由にしていいよ」と許してくださったので山を下りています」
とのことで、それぞれ自分のやりたいことがあり、恐らく話し合ったうえで番組終了にあわせて山を下りることになった、もしくは山を下りることを決めたから番組も終了したのかもしれませんね。
ご住職は現在、一人でお寺を守っている?
2人が山を下りて、ご住職は今ひとりでお寺を守っているのでしょうか。
番組のなかで、お野菜を持ってきた乾さんが「寂しくないですか」と問うと、
一瞬の間があったあと、
「いや~。住めば都で、いいところですよ。私も、好きで住んでるからね。まぁ、ほかに行くところもないしね。ははは」
と笑って答えるご住職。「他に行くところもないし」という言葉がなんだか少し悲しいです。
いつもお堂の前でしていたラジオ体操もひとり台所で。
節分も一人で、「福は~うち」とオサムと戯れる。
「自分でできることも限られてきてるし。やっぱり自然にそうなるのね。自分の老いることもそれから自然も、何もかも受け入れて、ここで生活してきてると思う。」
と語る住職。
番組を見て、ご住職は前の代から引き継いだ「音羽山観音寺」を守り、次の世代に繋げていかなければならないという意志というか、覚悟のようなものを感じました。
3人だったときにはいつも笑い声が絶えないという感じでしたが、今回は番組の構成上なのか、ご住職の思いなども交えてだったので、番組を見た感想としてはなんだか少し寂しく感じました。
お手伝いの方が沢山いるので、ご住職は一人ではないのかも
番組の中では、これまで基本3人だけ(と潤子さんややっちゃん)しか映ることはなく、今回の番組でもご住職はひとりという放送のしかたでしたが、実際にお寺に行った人の話などをtwitterなどで見ると、他にもお手伝いの方がいた、という情報もあります。
音羽山観音寺公式facebookページを見ると、良く写真に登場する方も何名かいらっしゃいます。
フェイスブックやホームページの更新をしているのもおそらくお手伝いの方ではないでしょうか。
まっちゃんのように住み込みではないのかもしれませんが、ご住職を助けてくれる身近な人がたくさんいるようで安心しました。
これからもちょくちょく近況をチェックしていきます。
コメント
サウンドトラック 川上ミネさんのCDがほしです どうすれば買えますか
自分の人生
私は何故生きているのか?
何も役にたたない私は
これからどうやって生きて行くのかな?
テレビのお寺生活が私の楽しみでありました。